当時の職場は、「技術は先輩から盗んで覚えろ」といわれる厳しい職人の世界でした。その中で腕を磨くうち、パンのおいしさ、味の奥深さに取り付かれていきました。 20代後半にして店をまかされるまでになりました。

62歳で勤めていた店を退職。
家でゆっくりと過ごす日々の 中で、考えるのはいつも「私からパンづくりをとったら何も残らない。もう一度パン作りがしたい」という思い。 また一方で、「もう一度福山さんが焼くパンを食べたい」と待ち望むお客様の声に後押しされ64歳で自分の店を開くことを決意し、2004年にふくやまベーカリーをオープンいたしました。

今では職人も育ち、《福山満》の技が受け継がれています。

【創業者：福山満】